エネルギーコントロールを介護で使ってみる
こんにちは。 なかがわ身体調整館 館長中川です。
先日の日曜、12/12に、自律医療体験稽古会をなかがわ身体調整館で行いました。
今回の講座は、エネルギーコントロールを介護で使ってみるをテーマに3時間やりました。
具体的に行ったのは
- 身体から引き出されるエネルギーを使うため、自身の目的やゴール設定が必要なこと
- 禮法を有効利用すること
- 心意六合功の基礎
- 五行錬功図の基礎
などです。
これらを使った介護ワークは、大変盛り上がりました。
エネルギーコントロールを活用した起こし方
介護ワークの中の一つ、起こし方をご紹介します。
このワークでは、臍下丹田(体の中心、ヘソの下あたり)をコントロールします。
寝ている人を起こすときは、二つの動作として考えます。
- 座るまで
- 立ち上がり
①は、寝ている人の丹田をまず認識します。
次に、座った時の丹田の位置を確認します。
そして、手を持ってもどこを持っても構わないですが、相手の丹田を一気に座った時の丹田の位置まで移動すると、簡単に軽く座ることができます。
②の立ち上がりも同じで、今の丹田の位置と移動したい丹田の位置がわかれば、簡単に立たせることができます。
答えは、支持基底面(体重が乗るところ)に丹田を乗せることができればよいということです。
次回体験会は1月23日(日)
さらに今回は、相手が緊張しない触り方や、相手と同化して動いてもらう、という稽古をしました。
ここでは触覚や感覚を鍛えていく必要があるため、稽古が必要となりますが、何回か練習すると簡単に身につけることができます。
体験したい方は、次回の 1月23日の体験会でお待ちしております。
来年からは、チーム名「武楽」改め、 『太極自律医療』(Self Care Tai-chi)として世界に向けて活動してまいります。