経絡治療に向いている人
こんにちは。
なかがわ身体調整館です。
今回は、経絡治療について書いてみます。
経絡治療に向いているのは、いわゆる「不定愁訴」を感じている方。
曖昧な症状ではっきりしない、でも具合が悪い・・・ というような方です。
「天気が悪いと調子が悪い」というような、病院に行くほどではないけれども自分には明らかに不快や不調が感じられるときは、経絡調整をするだけで、爽やかに一日を過ごすことができます。
病気の根本に経絡がある
経絡の不調が積み重なっていくと、身体に病気として症状が現れます。
たとえば、ストレスが行き過ぎると胃潰瘍になる、といった症状の出方はよく知られています。
これを言い換えると、胃につながる経絡に少しずつダメージが蓄積された結果、胃の粘膜が完全にやられて胃潰瘍の状態になったということです。
現代医療では胃潰瘍の人たちをどうやって治療するかというと、胃の粘膜をきれいにするために手術をしたり薬を飲んだりすることで中和しようとします。
でも、病気の根本には経絡があります。
その経絡の状態が戻っていないのに胃だけを治しても、根本原因が治っていないので、またじわじわとそこから病んでいきます。
何回も病院に通って半年ごとに胃の具合が悪くなるような症状がある人は、ちゃんと経絡を治してないということです。
経絡とは、未病=病気になっていないところの病気なんですね。
そこを日頃から調整していくことで、病気を防ぐことができます。
経絡をコントロールしよう
都会に住んでいる人は、経絡のコントロールがそもそもできていないことが多いです。
アーシングをしていなかったり、身体を動かすことが足りなかったり。
自然の中で生きていないので、エネルギーの循環が偏った生活になっています。
経絡のコントロールができていないと、免疫力が低下します。
今のようなコロナ禍の状況では免疫力の低下は致命的です。
わたしたち一人ひとりが経絡を整え、心身ともに元気でいることが、世の中への貢献にもなりますね。
自分の心身を、自分自身で健やかに保つ。
それこそが、最も身近で重要な社会貢献と言えるかもしれません。
経絡調整は稽古すれば自分でできるようになります。
最初は人に診てもらって、穏やかに心地良く過ごせることを実感する。
次は自分で自覚して調整する、という順番で、経絡を整えながら健やかな心身で過ごしていただければと思います。