究極の身体認知力アップ法
こんにちは。
なかがわ身体調整館 スタッフTです。
今週も中川館長の動画をご紹介!
今回は、【歩行禅(ほこうぜん)】についてです。
毎日できる究極の身体認知力アップ法 歩行禅
自律的ゼロ化システムとは
前回から、なかがわ身体調整館の「自律的ゼロ化システム」についてご紹介しています。
自律的ゼロ化システムとは、自分の身体を自分でコントロールしていくこと。
そのための第一歩は「呼吸」でしたね。
前回ご紹介した、呼吸についての動画はこちら
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身体を認識する第一歩となる「観息」
歩行はすべての基本
観息の次に行うのが「歩行禅」です。
歩行禅とは、太極拳でもよく使われている稽古法で、簡単にいうと「ゆっくり歩くこと」です。
歩くことの中には、身体のバランス、中心軸、力み、緊張がすべて現れます。
すべての動作の基本が入っていると言っていいくらい、歩行は素晴らしい機能発達・改善を引き起こす可能性を秘めています。
歩行禅はリハビリにも
このブログでも何度かご紹介しましたが、中川館長のお兄さんは昨年の4月に脳溢血で倒れ、12月からリハビリを開始しました。
該当記事はこちら
脳幹出血から一年後に社会復帰した兄の武術的リハビリ
https://nakakarada.com/go/104/
そのときに活用したのが歩行禅です。
ゆっくり歩くことで身体のバランス感覚や認知度に焦点が当たります。
脳の障害によって崩れたバランスをどのように自己調整していくかという点で、歩行禅は非常に役に立ったということです。
自分の身体の認知度を上げる稽古
今回の動画では、歩く前に、「立つ(=立禅)」「片足ずつあげて戻す」といった段階を踏んだ稽古をご紹介しています。
ただ歩くのではなく、自分の身体を一つひとつ認識しながら歩いていくことで、自分の身体の認知度がどんどん向上していきます。
動画の内容をお一人で実践することももちろん可能ですが、指導者に誘導してもらいながら行ったり、対人で検証しながら進めたりするほうが、圧倒的に効果の体感が早く深くなります。
ご関心を持っていただいた方は、是非なかがわ身体調整館の稽古会にお越しください。
次回の動画は、立つこと、座ることを含めた禅法についてご紹介する予定です。 お楽しみに!